| 大人の気持(ヤングの時とは変わったなあと思うこと) |
| 朝日新聞(2002年1月4日朝刊)より 「構造改革」主婦も揺れる(350人ネット意識調査) この調査結果に対する美輪明宏さんのコメントから 結婚に対する考え方が、根本的に間違っているんです。結婚した以上、何かを得て何かを失うわけでしょう。私は「正負の法則」と言っていますが、みんな結婚に対して「正」、つまり楽しいことだけを望むわけです。 でも、2人の情熱が冷めた後が問題。「何で私だけご飯炊いて、お掃除して、子どもの面倒みなきゃいけないの」と不満が出てくる。そんなことは初めからわかっていることなんだから、まず負の面を考えて結婚すべきなのです。 働くとしても、給料は何なのか、ということを考えて欲しい。給料は我慢した働きに対する我慢料なんです。「自分に向いた仕事がない」とか言っているけど、あなたにどれだけの値打ちがありますか?社会は働き手を必要とはしていますが、あなたを望んでいるわけではないのです。 出前の幸せではなく自前の幸せを普段から用意しておくこと。転ばぬ先のつえを、何十本も用意しておきなさい。 この美輪さんのコメントは、辛口ですが、その通りと思うところ多いですねえ。 結婚も子育ても、相手が良ければうまくいく・・・と考えがちだけれど、実際は自分にどれだけの包容力とか、許す力とか、我慢する力とか、自省する力があるかが問題。 乱暴に言っちゃうと、相手が誰でも、自分にその力がどれだけあるかで、幸せにも不幸にもなってしまうように思う。 そう言えば私も、結婚を決意する時、「もしこの人が、婦女暴行とかとんでもない社会的な問題を起こしても、支えてあげられるかなあ。うん、どうにかできそう。それなら、結婚しても大丈夫かなあ」なんて、全くロマンチックではない決心の仕方をしました。あの頃は、「私ってなんて、夢のない女」って、落ち込んでいたけれど、それくらいの決意があったから、わがままな私でもなんとか来れたのかなあって、思います。(もちろん、夫は誠実で正義感の強いやさしい人です。念のため・・・) 自前の幸せを見つけられるようになったのは、30歳を過ぎてからのような気がします。 つづく |