室蘭市「ワニワニクラブ」代表 
吉田淑恵さん
吉田さんの歩み*吉田さん紹介「ワニワニクラブ」本格始動(新聞記事から)

吉田さんの歩み
昭和57年  
保育所退職後、市の家庭保育員となり、その後無認可託児所を自宅で開設。
平成8年  
 託児所の遊び場を利用して、近くの親子にも開放。
 育児サークル「ちびっこクラブ」としてスタート。工作・ゲーム・外遊びなど日により変わる様々な活動を、吉田さんとボランティアさんが、支援してきた。下に小さな子どもがいる母親もボランティアがいるため、安心して参加できる環境にある。
 1世帯月1000円の会費を徴収、水道光熱費・工作の材料費などにあてている。
その他、ボランティアが主体となって、毎月1回うどん給食の日を実施、ゆっくりごはんを食べる事も出来ない母親に好評を博している。
個人的に集めた幼児用図書を閲覧できるようにしており、貸し出しもしている。
 また、消耗品でもある遊具類は、補修、買い足しを重ねている状況。
平成13年5月 
 
母親のみで運営する育児サークルが多くある中、ちびっこクラブは、75組の親子が登録。     人数の増加により、月〜金曜までの曜日ごとのサークル方式で運営中。
育児経験のあるボランティアがおり、育児に関する悩み事を相談できたり、活動について助言・指導が期待できるという安心感からか、会員は口コミで増え続け、数年前から表立った会員募集は出来ない状態。
新年音楽会・ミニ運動会など年数回の行事には、会員となれない親子も誘う方向で実施しているため、数百人の参加となっており、必要とされていることを感じている。
平成13年10月  
古い家屋を利用し、設備も不充分なため、行政などへ施設の補助の要望を出していたところ、不況をのりきるための地元商業者による「輪西中核商業施設」建設に際し、その1角に子育て支援のための遊び場を作る計画が浮上。
長年の地元での実績から、運営を依頼され10月末の施設オープンにあわせ、ちびっこクラブあらためワニワニクラブとして再出発する。 「ワニワニクラブの仲間達」は、従来のちびっこクラブに対する支援活動を継続、かつ拡大するために立ち上げ、現在支援を呼びかけている。
不況で人口が減っている地区の活性化を狙った事業として、期待されているが、運営について公的な支援はなく、参加する母親にこれ以上の負担を強いるのは本意ではないため、運営には不安を感じている。        
吉田さん紹介(室蘭市の広報1月号より)

育児サークルワニワニクラブ代表 吉田淑恵さん
札幌市生まれ、元保育士。平成8年、自宅の別棟を開放して育児サークル「ちびっこクラブ」を開設。昨年11月には、活動の場を輪西地区中核商業施設「ぷらっと・てついち」内に移し、名称を「ワニワニクラブ」とした。アットホームな雰囲気が受け、毎日多数の親子が集う。

吉田さん談
私が保育士を目指したのは29歳になってから。3人の子どもを育てながら翌年資格を取り、10年間保育所に勤めました。その後自宅で託児所を開き、そして「ちびっこクラブ」をスタートさせたのです。
当初は5・6組でしたが、口コミで徐々に会員が増えて「ワニワニクラブ」となった現在では160組を超えています。希望者には自由に利用してほしいのですが、待機中の人もいて、皆さんの希望に応じられないのが残念です。
「ぷらっとのワニワニ行こう」って、お母さんにせがむ子どももいるみたいで、楽しみにされていると思うとうれしくなりますね。お母さんたちにも、お友達づくりの場所として喜ばれています。それに子育てを終えたクラブのOBや保育士などのボランティアさんもたくさん来てくれて、とても助かっています。
新しく来た人を孤立させないで、みんなの輪に溶け込ませるのが私の仕事です。それが虐待などの歯止めになれば、と思うのですが・・・・・。
育児相談がメーンではありませんし、皆さん楽しく、ワイワイガヤガヤ自由にやっています。私もそれほど子育てに関して口を挟んだりはしません。今の和気あいあいとした雰囲気が好きで、これからも肩の力を抜いて、できる限り続けていきたいです。
サークルでは、あまり子どもの泣き声は聞かないですね。いつも笑顔が一杯です。子ども・お母さん・ボランティア・それに私、みんなが楽しんでいますし、子どもが大好きなんです。だから、これまで続けてこられたのだと思います。
これからは後継者の育成に力を入れたいと思っています。保育士を目指す人には、サークルを実習の場として利用してもらったり、それに「読み聞かせ」も多くの人に伝え、普及させたい。そして子どもたちには今からいろいろな経験をさせてあげたい。そのための観劇会や音楽会などの行事も充実させる予定です。
室蘭民報2001年11月6日より
室蘭・輪西中核商業施設の一角「ワニワニクラブ」本格始動

150組320人登録・大反響を呼ぶ
室蘭市輪西町に誕生した「ぷらっと・てついち」内に、民営の子育て支援施設「ワニワニクラブ」がお目見え、5日から本格始動した。初日には約30組の親子が訪れ、新しい施設内で伸び伸びと遊び、楽しいひとときを過ごしていた。

同クラブは、元保母の吉田淑恵さんが、大沢町の自宅横の一軒やを地域の親子に開放、運営してきた育児サークル「ちびっこクラブ」が前身。平成8年から会員制でスタートし、75組の親子が活動してきた。
口コミで会員は年々増え続け、数年前からは常に満杯状態。活動場所も老朽化してきたため、行政などに施設補助の要望を出していたが、地元商業者からの好意的な呼びかけで、輪西中核商業施設「ぷらっと・てついち」の一角に子育てルームが設けられることになった。
面積は約140平方メートル。メーンのホールには、滑り台やブロック・ままごとセットなどの遊具類を置き、親子で自由に遊んでもらう他、乳児室・ロッカーローム・厨房・トイレなども完備されている。
活動は、月〜金曜の午前10時から午後3時まで。対象は幼稚園入園前の乳幼児。曜日ごとに各25組程度を想定していたが、先週の体験見学会で入会希望者が殺到。定員オーバーでの約150組320人の親子が登録されている。
民間運営で会員制となっており、入会金は1世帯2000円、会費は月1200円。(保険料込み)また、安定運営のための支援組織「ワニワニクラブの仲間達」も結成され、年会費一口1000円で、会員を募っている他、元保母や育児経験のあるボランティアなど約30人が交代で活動を手伝う。
今月いっぱいは遊具などで自由に遊んでもらい、子ども達が環境に慣れ次第、絵本の読み聞かせや給食など、各種行事も行っていく方針。
会員に限り、施設内での買物中は託児も引き受ける。代表の吉田さんは「親子が1日楽しく過ごせる場所に、そして何よりお母さんがホッとできる場所にしたい」とはなしており、新たな育児支援の場として期待が寄せられている。

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