| 地方自治土曜講座に参加して ≪1995年から開催されている「地方自治土曜講座」を何回か受講させていただいた者として≫ |
| 地方自治土曜講座とは(地方自治土曜講座ブックレットより) |
| ずーと、続いてほしいな・・・・2001年度の最終講の時に思いました 2001年度の最終講は、第1講が、東京家政大学文学部教授の樋口恵子先生。第2講が、北海学園大学法学部教授の森 啓先生でした。私の勝手な思い入れですが、このお2人に、なぜ、地方分権・地方自治が今求められているのか、そのためにするべきことは何かを最初に教えていただいた気がします。 お2人のお人柄のにじむ講義をお聞きして、「私のようなただのおばさんでも、学びたい人には、広く門戸を開け、素晴らしい先生方の講義が受けられる「地方自治土曜講座」が、これからも、ずっと、続いてほしいなと思いました。 年に4、5回で、用事があればこれないので、たいした回数も受講できないのですが、ここに来ると、講師のはなしを聞きながら、「同じ所で笑い、同じ所でうなる」ことのできる・・・・・・・・・・つまり、問題意識が同じだったり、志が同じだったりする方々にお会いできるのです。名前や住んでいる場所は知らなくても、「同じ北海道に、こういう自治体職員さんや市民の方々がいらっしゃるんだ!」と感じることができるだけで、元気がでます。 企画し運営してくださっている方々に心から感謝したい気持です。 ありがとうございます。そして、これからも続けてくださいませ。 |
| 地方自治土曜講座とは(地方自治土曜講座ブックレットより) 森啓先生のことば |
| 「時代の転換期には学習熱が多いに高まる」といわれています。いまから100年前、自由民権運動の時代、福島県の石陽館など全国各地にいわゆる学習結社が作られ、国会開設へと向かう時代の大きな流れを形成しました。学習を通じて若者が既成のものの考え方やパラダイムを疑い、革新することで時代の転換が進んだのです。 そして今、全国各地の地域,自治体で、心の深いところから、何か勉強しなければならない、勉強する必要があるという意識が高まってきています。 北海道の180の町村、過疎が非常に進行していく町村の方々が、とにかく絶望的になりがちな中で、自分たちの未来を見据えて、自分たちの町をどうつくりあげていくかを学ぼうと、この「地方自治土曜講座」を企画いたしました。 この講座は、当初の予想を大幅に越える三百数10名の自治体職員などが参加するという、学習への熱気の中で開かれています。この企画が自治体職員の心にこだまし、これだけの参加になった。これは、事件ではないか、時代の大きな改革の兆しが現実となりはじめた象徴的な出来事ではないのかと思われます。 現在の日本国憲法は、自治体をローカル・ガバメントと規定しています。しかしこの50年間、明治の時代と同じように行政システムや財政の流れは、中央に権力、権限を集中し、都道府県を通じて地方を支配、指導するという流れが続いておりました。まさに「憲法は変われど、行政の流れ変わらず」でした。しかし、今時代は大きく転換しつつあります。そして時代転換を支える新しい理論、新しい「政府」概念、従来の中央、地方に替わる新しい政府間関係理論の構築が求められています。 この講座は知識を講師から習得する場ではありません。ものの見方、考え方を自分なりに受けとめてもらう。そして是非、自分自身で地域再生の自治体理論を獲得していただく。そのような機会になれば大変有り難いと思っています。 (1995年6月3日「地方自治土曜講座」開講挨拶より) |