子育て支援アンケート*してほしいこと・したいこと
        (子育て通信参加者の方の協力により・2000年12月28日発行)
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はじめに
してほしいことアンケート項目してほしいこと結果・してほしいこと自由記述(預かり・遊びば
情報・学び夫・地域の人の理解気軽な場所・サークル行政への期待仕事との両立
近所・相談総合的に行政の立場から)
したいことアンケート項目したいこと結果・したいこと自由記述

はじめに
 この10年間、育児サークル・子育て通信・講演会企画・託児グループ・父親版・学ぼう!子育て支援などに取り組んできた私たち。ここ数年、行政の方が作った「子育て支援」の施策や、民間や個人の方がされている「子育て支援」の活動を知って、気づいたことがありました。
「あらあ。私たちがしてきたことって、子育て支援そのものだったのね。」
 そういう意識を持って、それぞれの立場で知恵を絞られている「子育て支援」の内容をみるようになると、こんな疑問や意欲が起きました。
「当事者と非当事者の問題意識の違いが大きい。  当事者として私たちが、声を上げ ないでどうするの?人任せに出来ないのではないかな。」
「各種アンケートで、例えば『児童手当拡充は要望が強い』と出ているけれど、本当にそうかな?   「子育て支援」の支援内容が的を得たものになってほしい」
 そこで、2000年夏から秋にかけて、「子育て支援アンケート」を「子育て通信」の読者を中心に行いました。このアンケートは、大きく2つの内容に分かれます。

してほしいこと…当事者として欲しい(欲しかった)支援は、どんなものか。

したいこと…私たち自身が支援の担い手として、してきたこと・はじめたこと・
         してみたいことは、どんな内容か。


 子どもの一番身近にいる親が、心身のゆとりを持って子どもに愛情ぶかく接することが出来るようにするには、今、支援が必要なのです。その支援に関心をお持ちの多くの方にこの冊子が読んでいただけると幸いです。
                                                        
してほしいことアンケート項目
A.あなたが欲しい(欲しかった)支援は、どのようなものですか?以下の中から必要とする順に、1,2,3……と、番号を付けて下さい。特に必要としない項目は、空けて下さい。

@ 子育てする時に必要な情報(病院・行政・保育所・遊び場
 サークルなどの情報)が、わかる本や人。……………………(   )
A 子どもの心や体の発達や、親のかかわり方について
学ぶことのできる本や人。…………………………………(   )
B子育ての不安や悩みについて、相談できる先輩ママや専門家…………(   )
C子育てのことも含め、気軽におしゃべりできる人や場所・・…………(   )
D児童手当などの金銭的援助…………………………………(   )
E安心して預けられる保育所・幼稚園…………………………………(   )
F子育てしながら働きやすい職場の労働条件や上司・同僚の意識………(   )
G夫の協力・励まし(主体的にかかわる父親)………………(   )
H一時的に預けられる託児のしくみ…………………………(   )
I就学後の放課後安心して預けられる場所…………………(   )
J子どもの遊び環境の整備……………………………………(   )
Kその他

*上記のような支援を必要とした時のあなたの状況(苦労)や、支援を受けるためにしたこと(行動)、その結果など。又、自分の経験から、充実して欲しい子育て支援とは…など、ご自由にお書き下さい。

してほしいこと結果≪回答者数42名・専業ママ33名、就業ママ9名≫

回答人数が多かった項目

第1位  C気軽な場所・・・・・95%
第2位  @情報・・・・・・・・・・・90%
第4位  B相談・G夫・・・・・・87.5%
第5位  A学び・・・・・・・・・・・85%
第6位  E保・幼・J遊び場・・・77.5%
第8位  H託児・・・・・・・・・・・75%
第9位  F職場・・・・・・・・・・・65%
第10位  D児童手当・・・・・・・60%
第11位  I放課後・・・・・・・・・57.5%

希望順位が高かった順(希望順に番号をつけてもらい、1番なら11点・2番なら10点・・・・・というように点数化し、全員の点数を項目ごとに合計してみました。)

第1位  G夫
第2位  C場所
第3位  B相談
第4位  @情報
第5位  H託児
第6位  A学び
第7位  E保・幼
第8位  J遊び場
第9位  F職場
第10位  I放課後
第11位  D児童手当 


預かり・遊びば
* 私は上の子が1歳2ヶ月で石狩に越してきたので、どこに病院や美容室、スーパーがあるのか全くわかりませんでした。公園に遊びに行って仲良くなったお母さんからやっと聞くことが出来て、評判の美容室や小児科を聞いたものです。転入者のために行政側が作ったのではないザックバランな情報誌があれば助かると思いました。
* 核家族のために、急に私が歯科に行きたくても行けず…・・といった辛い思いも多々しました。夫が仕事の都合をつけて帰ってきた間に行くといったことをしたり、実家(旭川)から親に来てもらったりして乗り切りました。市に申し込みして、一時保育の利用を,というのではなく、もっと自宅の近所に子ども好きの信頼できるおばさんがいて、低料金でもお支払いして(多少高くても私なら仕方ないから払っても利用するだろう)すぐに頼めると良いのに。
* 学童保育は不人気なんです。夏冬休みに、朝9時〜5時までしか預かってくれないから。早番で私が7時30分に出勤すると、9時まで一人で家に置かなければなりませんでした。楽しくてリラックスできて,友達の家くらいなら行けて(今は外出禁止)、ある程度長時間開けてほしいと思います。そうやって心配した息子も、13歳になりましたけれど。
* 10才の間をおいて下の娘はただいま三歳です。この子の子育て中思うことは,広くて開放感のある場所で思いっきり遊びたいです。ある程度の遊具があって,滑り台があって…。いいなあと思う遊び場を私は発見してしまいました。稚内市に出来たばかりの道立の公園内にある体育館です。道立と言えば、砂川の少年の国,札幌・滝野公園もそうらしいのですが(パンフにありました)、稚内のは良いですよ。雨の日に体を使って遊べます。そんなのが、石狩に出来たらいいなあと思います。  (りかちゃんのママ)

情報・学びの場
* 「育児マップ」のスタッフになり、作成し,多くのお母さん達の元へ、情報を発信できました。
* 子どもの心や体の発達をきちんと学んでいたらと思います。長男14歳,次男4歳、10年の月日で自分はいろいろなことを学び成長してきました。でも長男の時にもっと学んでいたら違った対応が出来たのではないかと,後悔ともう1度やり直してあげたいなあーと思います。
* 子どもの心や体の発達を学ぶ場があれば、子どもを必要以上にきずつけることはなかったはず。もっと、このような情報が、親全体に必要だと思います。頭ごなしに怒っている親を見かけるたびに心が痛みます。子供はいろいろなことを考えているのに。ちょっとだけ、寄り添ってあげればいいのにと。           (原 翔子)

夫・同居家族や地域の人の理解
* 私の子育ての環境は,夫の両親と同居なので大人の手は充分過ぎるくらいありますが,私はそれよりも,初めての子育てという事もあり、精神的な面でのフォローが一番必要だったように思います。それはやはり夫であり父親でもある人間に求めました。それが何より力になるからです。相手に何も言わず、「どうして、…してくれないの?」と不満をためることをやめ、「〜と思っているのだけれど…」と、自分の考えを口に出していくことで、息子が三歳になった今は、私の夫はとても理想的な(私のイメージの中では)父親です。もうすぐ、第2子も誕生しますが、安心しています。私の場合は、『子育ては何より夫婦が基本』という思いがあり、3年かかってようやくそれが(今のところ)出来あがりつつあるという感じです。(S町Mさん)
     
* 夫とはなしをした。なかなかわかってもらえず、いないものだと思うことにしてみたが、どんどん距離が広がっていくのを感じたので、いなくてもわかってもらうのが大切と考え直して、戦った。
* 子どもを連れている人を見て「余計なことは言わないほうがいい」という年配の方を見たり聞いたりしますが、子育て中の人で声をかけてもらって悪い気分になる人は少ないと思う。なんとなく孤独になっているのだから…。知らない人でも駅や買い物先で子どもがいるというのを気にかけてもらえるだけで気分的に違ってくると思うのですが…。そういう意味で、子育てが終わった先輩の方たちには、視界に入れないのではなく積極的にかかわってほしいと思います。先輩の時代とは社会が違うので理解し憎い・できない面が多くあると思いますが、「今の若い親は…」などと言わずに意識改革を望みます。(PNまったりしたい)

* 主体的にかかわる父親は、必至だと思います。夫に手伝ってほしい時の私の行動は、まずはお願いします。そして、やってくれた時大切にしているのは、「いつもありがとう」「助かるわあ!」など感謝していることを言葉で伝えること。と、「上手だね」「キレイだね」などほめることです。(私の夫は食器洗いや風呂の掃除を進んで手伝ってくれたり、私が具合いが悪い時は特に手を貸してくれます)私が思っていることを伝えることで、次回も気持良く手伝ってもらえるかな?と考えています。(PNぼんぼん)

* 現在は子どもと二人の生活(小3の息子と今年5月から)ですが、以前は元夫の両親と同居でした。家の中に大人が居るから子どものことは心配いりませんでしたが、私がつまり母親が、付き合いで外に(特に夜とか)出ることに対して、とても批判的でした。最も大切な支援は、やはり身近な人の理解だと思います。子育て中の母親でも一人の人間として認められれば、もっともっと子育ては楽な充実したものになると思います。 (S市Nさん)

気軽におしゃべりできる場所・育児サークル
* 神奈川から北海道に来てはじめの3ヶ月。誰とも口をきかずに過ごしました。日中子どもと2人きりで疲れてしまい、役場や児童館に電話して、育児サークルを紹介してもらいました。とても充実したサークルで、友達もたくさんできて,それからは毎日楽しく過ごせました。 (M町・Iさん)

* 転勤したばかりで知人がいない所に、幼児と2人で淋しい日々。自分から声をかけてサークルを作り、今では仲間も増え、3人目の子が入園してOBになっても、育児サークルを続け、13年目になりました。運営のノウハウを知るためや、資金づくりのため、行政に働きかけ大忙しだったが、充実した日々になり、自分の生きがいとして今後も育児サロンや家庭文庫など、ネットワークづくりを進めていくつもり。
* 我が町には児童館が1ヵ所しかないので、冬や雨天は,母や幼児も児童も行くところがない!                                                      (D市Sさん)
* 我が家は牛を800頭ほど飼い、畑もかなり多く、とても忙しい農家です。じいちゃんばあちゃんはすぐ隣に住んでいるので、預ける先には困ったことがないのですが、1年中、夫は朝から夜遅くまで仕事で、子どもとは毎晩のように二人っきりで食事。忙しい主人は,お昼休みも夜も疲れて寝てしまい、本当に母子家庭のような毎日でした。また、住んでいる所が山奥で(本当に)散歩していても人と会うことはなく,私はとても人を求めていました。そこで、サークルに入り良い友人と出会いました。子どものことなど話せる友人が出来たことは、宝だと思います。また、サークルの他の方の子育てを見て学ぶことも多かったと思います。やはり、お母さんたちがふだん気軽に集まれる開放された場って大事じゃないかなあと私は思います。 (PNヘトヘトママ)

* 上の子(4歳)が、まだ生後6ヶ月の頃、夫が長期出張で半年いませんでした。私にとっても初めてのことばかりで不安や迷いが多かったです。そんな環境のせいか、ものすごい人見知りで実家にすら預けられない状態でした。それでひたすら、同じ年くらいの子が集まる場や友達、先輩ママのところに行き、本当に親も子も楽しめました。そのような場があるということが、とてもありがたかったです。
* これから充実してほしい子育て支援ということで、2つ。私の将来の夢でもあるのですが、小さな子どもがいる人でも気軽に行ける喫茶店のような集える場を作ること。大人が息抜きにケーキやコーヒーが飲め、子どもには、紙芝居や絵本の読み聞かせをしたり、自由に遊べる空間があって、親同士の交流の場を作る。もうひとつは、親が安心して子どもを預けられる幼稚園や保育所が出来ることです。(K町Hさん)

*   上の子が1歳くらいになった時、市で行っている保育所開放事業の「遊びの広場」ニ参加した。期間が限られていたため終了後「せっかくだから」と友人とその時参加した親子に電話して呼びかけて、場所を確保し育児サークルを作った。その育児サークルを作って活動していく中で、『場所がないこと』『参加者がお客さん状態』であったことに、頭を悩ました。
・ 場所がない……最初町会の会館を借りていたが、利用料がかかる・さらに同時間に「カラオケ教室」をやっているとかで、うるさいので貸せないといわれショック!他の会館を探したが、新しい会館を借りることにしたため、設備とうに気を使った。市でそういう場所を提供してくれるか、町の人が理解してくれればよかったのにーと思った。
・ お客さん状態………サークルのリーダーが、一生懸命やっているのに協力してくれる人が少ない。「誰かがやってくれるからそこに子どもを連れていけばいい」そういう思いの人が少なくない。皆で盛り上げて欲しかった
* 夫の帰りが遅い……少しでも早く帰ってきてくれたらといつも思っている。サラリーマンは仕方がないのかなあ。夫も時間に余裕があると子育てに参加する気持がわくかも…。      (S町Nさん)

* 子育て中の孤独感を埋めるために子どものための友達がほしいと言いながら、実は、同じ悩みなどを共有し合う子育て仲間がほしいという思いがあり、子育てサークルを作りました。しかし、個人的な活動だけではたくさんの制約がありすぎて、支援を受けたいと思い町のいろいろな機関へ働きかけを積極的に進めている途中です。結果は、後ほど報告します。(M県S郡・Mさん)

* 結婚前、私はとある幼稚園で幼稚園教諭として働いていました。結婚を機に退職。そしてすぐに赤ちゃんを授かりました。子どもと接する仕事をしてきた文、子育てにはある程度自信があった私。そんな私があんな重度のマタニティーブルーに陥ることなどいったい誰が想像したでしょうか。元々完璧主義なところがあり、誰にも相談せずに自分1人で頑張りすぎる性格がたたったのでしょうが、当時は何をしてもすぐに泣けてきて夜も眠れず、食べ物ものどを通らない状態でした。症状は良くなるどころかどんどん悪化していき、ついには入院するはめに…。それは、生まれてきた娘がまだ1ヶ月になるかならないかの頃の出来事です。およそ1ヶ月の入院生活を経て退院した私は、すっかり母親としての自信を失っていました。人に合うのが怖くて、買い物に行くことすら出来ない日々。それはとても辛い毎日でした。
そんな私が明るい自分を取り戻すことができたのは、ひとえに育児サークルのおかげです。このままではいけない!何とかしなければならないと思った私は、市の広報で育児サークルの存在を知り、勇気を出して代表の方に電話しました。育児サークルに入りいろいろなお母さんたちと接していくうちに、完璧じゃあなくてもいいんだ、子どもに出来る限りの愛情を伝えればそれでいいんだと感じ、だんだんと気持が軽くなってきて立ち直ることが出来たのです。
あれから3年。今は住み慣れたA市を離れてすぐ隣のT町に住んでいます。そしてそこで2つの育児サークルを新たに作りました。たくさんの子育て仲間にかこまれて毎日とっても充実しています。少しでも、たくさんのお母さんたちと、子育ての楽しさ・辛さ・全てを分かち合いたい!そんな思いでいっぱいです。また、マタニティブルーの経験のある私だから、もし同じように苦しんでいるお母さんがいたときに力になって上げられる。あの時助けてもらったから、今度は私が誰かの力になってあげる番なんじゃないかなと思っている今日この頃です。(T町・Hさん)

行政への期待
* 私の場合夫の転勤で、道南のY町から十勝管内の中札内村に移り住みました。中札内は、行政の政策の中で「子育て支援事業」が実施されており、それがあることとないこと(Y町はなかった)小さな子どもの子育て中の母親の精神的負担がずいぶん違うと実感しました。Y町にいた頃は、近所に同じ年頃の子どもを持つお母さんはいましたが、気を使うことも多いためどうしても日中子どもと私だけということが多くなり、「大人とおしゃべりしたいなあ」「こんな時どうしたらいいなかなあ」みたいな不満・不安が強くなっていました。反対に、中札内に来てからは、資料として送った「中札内子育て支援事業計画」にもあるように子どもを連れて外へ出られる機会も多く、お母さんたち同士ではなしをしていても、専任の保育士さんがいることで、ためになることも聞けたり、トラブルてきなことが少なかったりと、違うため、親も子も楽しめる場となっています。今、毎日が楽しく、今の時期の子どもとの生活を楽しまなくっちゃと自然に思えています。
                                                 (サンダーソニア)
* D市には、季節保育所(4月〜12月)という特殊な施設があって、地元にはその季保があります。しかし、第1次産業や共働き主婦の声により、常設保育所設立への運動を4年前より始めてきました。しかし、子どもの少子化と市の赤字財政により困難な状態にあります。でも、私個人としては、常設云々よりもバス通園どうのよりも、保育内容特に保母さんの質を1番に問う必要があったので、うちの子どもが「保育所やめたい」と言ってきた時もすぐにOKを出しました。保育状況にしても、「家庭」と「保育所」をきっぱりと線引きしているのが普通の保育所なのですが、もっと地域に開いたオープンな託児施設があっても良いのではないだろうか。と、最近考えています。
札幌トモエ幼稚園のように………とはいかないまでも、もっともっと色々な大人、子どもと触れ合えるような開かれた意識が、これからの時代には必要と思われます。託児はあくまで託児でしかないのだろうか?
* 市長さんとの懇談会の時に「現在の保育所に支援センターの要素も含めて設立してほしい」と、要望しましたが、眼中になかったようです。何事も町の中央へ・中心へと流れていきますが、町の端っこにも市政が届くようにしてもらいたいものです。
* でも、何より、主婦・母親達の意識の低さに原因があるように思います。自分の子どもが育ってしまえば、はいそれまでよ!となり後の人のことは関係ない。自分さえ良ければ…・・というのが本音で、子育て支援に対する不満も知識も何も突き詰めていないように思われます。 (PNチャップリン)
    
仕事と両立するためには
* 1人目のときは、ワーキングママでしたので、もっと職場が働きやすい条件だったら良かったのに………と思います。働いていて1番困るのは、保育園のことでした。〇歳時保育がなく(今はありますが)延長保育もなく、病気になった時は預かってはくれない……で、毎日ビクビクしながら働いていました。保育園の保育時間の検討をして欲しいです。
* Cのようなところが、各地にあると、育児不安にならないのでは…と思います。
* J私の住んでいる地区は、児童館と言うものがないので、北海道は冬の遊び場に困るので、早急に作って欲しいです。 (PNカビゴン・ママ)

* 中1と幼稚園年長組の2児の母です。今は専業主婦ですが、私が病気になった時や急な用事で数日間家にいない時、少しでも下の子を預かってくれる施設、できれば事前予約や審査なしで突発的でも対応してくれるようなものがあったらいいなあと思います。また、仕事を持つ母親にとっては、欧米のように、安価で頼め、一部家事もやってくれるベビーシッター制があると助かるでしょうね。実家が遠くで、祖父母の援助を受けられない母親も多いでしょうから。
* Jに関連していますが、冬場に子どもが安心して楽しく遊べる屋内遊具施設が欲しい。西興部の『木夢』のような「木のオモチャ」や絵本がたくさんあると楽しいですね。        (K市Mさん)

* BC……第一子を育てるときに、何から何までこれで良いのか・どうしたら良いのかという疑問が山のようでした。公園に集まるお母さんたちに、どうしてるの?と問いかけ、色々やってみてどうにかなったかんじ。「気持的にもっと楽に考えて良いのか」「子どもの成長は子どもに任せ、支えになる形でいれば良いのか」と考えるようになり、子育てが楽になりました。精神的にも余裕が出来ました。
* 充実して欲しい子育て支援
・ 自分の時間をつくりたい時(例えば美容室へ行く・本屋へ行ってじっくり本を探す)に認可保育所で日曜日預かってくれる、安心して一時保育させられる場所を増やす。
・ 夫婦とも(特に夫)が、サービス残業になることが多い→子どもが3歳くらいまでは2人で子育てできる環境を。行政で夫婦ともに残業させない方向での対応を考えて欲しい。
・ 病児保育施設を増やす…仕事を休めない時、親にお願いしていることがあるが、親達にも孫以外での趣味やその他の時間もあり、そういう時間も大切にしてもらいたい.何かの時に親を頼らなくても両親でどうにかできるような環境。保育所のお迎えも、2人の子のうち1人が病気で早退させた時などもう1人の子の迎えを、両親だけでするのは無理でした。
・ 核家族・共働きで、夫婦で協力して子育てできる環境が欲しい。    (ゆう)

近所の手助け・気軽な相談
* 専業主婦なので、回答に偏りが出てしまってどうかと思いましたが、今の私が何を必要としているかに焦点を当てることにしました。
* 第2子を出産したのが昨年10月。主人は転職したばかりで、帰宅は深夜。休日出勤は当たり前で、私が寝こんでも手を貸すことは出来ませんでした。その部分を埋めてくれたのは実家の両親で、母は痛む足をかかえての援助でした。また、マンション内に手助けをしてくれる方もおり、私の発熱で長男の弁当づくりが大変な時、変わりにお弁当を作ってくれたり、おかずを差し入れてくれたり、本当に助かりました。近所にそんなヘルプママみたいな方がいてくれたら、皆助かるだろうなと思います。よく行く公園に保育の専門家がいて,一緒に遊んだりはなしを聞いてくれたり…・・そんなのもいいなあと思います。専門家の門をたたくのではなく、生活のさりげない場面で気軽に頼ることができる。そんな場や人がいてくれたらいいですね。(S県I市・Sさん)

*道政モニターの時、提案しましたが、さらっとながされただけでした。実際、私がぐわい悪くなった時助けてくれたのは、近所のママたちです。そこまで仲良くなれても、すぐ転勤。だんだんそこまで仲良くなれる友人ができずらくなり、少し不安です。子どもが大きくなり難しい問題が出てきます。気軽に話しが出来る場・友人が欲しいです。  (PN転勤族の妻)

*現在、小2の娘が3ヶ月検診の時、『脳に異常があるかもしれない』と医師に言われました。その後の保健センターなどで行われている検診で、保健婦さんはその時期(6ヶ月・9ヶ月・1年など)の発達に達していないことで、不安になることばかり言っておりました。私は、町の主催している乳幼児教室や、一般的な育児サークルに参加したり、育児書なども色々と読んだりしましたが、一番支えられたのは、近所の先輩ママの経験談や、こちらのはなしを聞いてもらうことで心が楽になりました。ちなみに、1歳3ヶ月で医師から「もう大丈夫だ」と言われましたが、それまでが、とても長く感じられました。       (PNちっち)


当事者の生の声
* 私は最近、つくづく『子育て支援=家族が健康で安心して暮らせること』だと感じています。現在妊娠6ヶ月の私は、ホルモンバランスのくるいのためか、1人で悶々と考え込み落ち込んでいく自分を経験しています。何もしたくない,したって無駄。はなしをしたら、自分も相手もイヤな思いをするだけ………とふさいでいます。(でも、いざ人が来るとすごく明るく振舞って、帰った後すごく落ち込んでいる)
* 私が子育て支援の第1にあげた「夫の協力・励まし」というのは、ただ今痛切に感じているからなので選びました。……ともすると「これは、最も入らないもの!」と自暴自棄になりかねないのですが、これがない私はイラついて大切な子どもに刃を抜きかねないので、あえてこれを1番としました。(匿名希望)

* GHも、もちろん必要ですが、「託児」というあらたまった言葉でなくても一時的に子供とはなれる時間がほしかった。
* あまり、"支援"は、受けられなかったように思います。孤立した母親でした。(です?)       (R2)

総合的に
* アンケートに答えるのは、かなり悩んでしまいました。というのは、1人目の幼少期と2人目の幼少期、そして現在で私自身の職場や仕事場での役割、住む環境などが大きく違ったからです。(つまり子育ての環境が全く違っているのです)
* 神奈川県に住んでいた時は、夫以外には誰も助けてくれる人もなく、保育園についての情報も自分で調べる以外誰にも聞けませんでした。(先輩ママがいなかったので)とにかく、情報と手助けが欲しかった……あったら、あのまま仕事も続けていたと思います。
* 今は2人とも学童期で、頼りになる義母もそばにいてくれるので、自分の子育てで不安や悩みがあるというより、周りや日本の子ども達のことがとても気になります。児童(幼児)虐待や少年犯罪のニュースを見るたび、また、周りの大人達の行動(もちろん自分も含めて)を見るたびに、もっと子どもが健やかに育つ環境にしたいとつくづく思います。そういう点で、子育て支援があったら(できたら)いいと思います。
                                        (K市・Gさん)
* 順番をつけるのが難しいほど、どれもみな同じくらい必要と思った。全てがつながっているので、順番をつけるのには抵抗がありました。
* 「いっしょに子育てしませんか?」というキャッチフレーズで、声をかけて子育てサークルを発足。(1998年秋。長男1歳の頃)それまでやっていたよみきかせサークルの毎月の案内チラシ(新聞折込)に、一部スペースをとり子育てサークルの呼びかけをした。口コミで広がり、母子20組ほどで活動開始。その中で、子ども同士はもちろん親同士が気軽におしゃべりできる仲に。ストレス解消にもなり、育児についての勉強・情報交換もできました。私自身は、次男の保育所入所とともに卒会していますが、メンバーがどんどん変わりつつ、そのサークルは今も健在です。
* また、卒会したサークル仲間(子どもが幼稚園や小学校になっても)で、去年あたりからいろいろなサークルができています。読書会(これはもう7年くらいになる)・人形劇団(各保育所など訪問し上演)・よみきかせの会(各小学校へ出張よみきかせ)・語りの会(これはまだ上演できる状況ではなく内輪で勉強中)などです。
* 『子育て支援』という言葉から私は、子育てを終えた先輩パパママが、今現在子育て中の人を何らかの形でサポートする(仕事としてでもボランティアでも)ということをイメージしていたのです。が、それは一部であって、現在進行形で子育て中の親達が互いに支え合っていくということも含まれるのだと、最近になって気がつきました。で、私がやってきた自分自身の子どもに焦点を当てた育児サークル作りも「子育て支援」に入るのかなあーと思って書いたのですが。
* 私は今まで「子育て支援」という言葉はあまり使っていなくて、その言葉の持つ意味として、支援する側―支援される側がはっきりと固定的にあるように自分の中ではとらえていて,ちょっと抵抗があったのです。
"地域の教育力(子育て力)の回復・再生・充実"というようなテーマを学生時代からずっと持っています。それがすなわち、「子育て支援」なのかしら?
* 行政も含めて、学校も、保・幼稚園も、塾も、いろんな教室も、サークルも、あらゆる個人も、みんな、『地域社会の教育機能』であり、それが正常。健康につながり、ともに子育てしていくという姿勢ができていくことが理想です。「子どもは社会で育つ」その社会をつくっていくのはわれわれ大人1人1人、ということを自覚して、子どもが正常・健康に育つにふさわしい社会をつくろうとする仲間を増やしていきたいです。
                                             (M町Nさん)

* 10年前第1子出産の時は、@ABCEFについて、何もなかったように思います。同じ年(月)令の子の親子と話がしたいといつも思い、@がとても欲しかったです。5年くらい前になると、徐々に行政の方や育児サークルなどができて、子育て環境は情報が入りやすくなったと思います。
* 番号は6番までしかつけませんでしたが、残りの空欄もやはり欲しいものです。なかなか番号をつけるのが難しかったです。Dは収入によってはもらえない人もいるので、そういう制度はどうなのかな?という思いもあります。それならば、市町村によってよってまばらな 乳の制度を充実して欲しいと思います。(国と自治体の問題は別かとも思いますが) Fも、公務員ほど民間にはいたっておらず、結婚退職が当然だった10年前よりは、出産(妊娠)まではなんとかというくらいで、子育てをしながら働ける状況には、なかなか遠いように思われます。Fがしっかりしていれば、退職をせず仕事を続けたい女性はたくさんいると思われます。そうすると、EHIJが不可欠ですね。
* いろいろ考えていると、自分がもし妊娠を機に退職しなければ、どう思ったか…と考えてみたりしました。夫の協力がNO1ですが、優先順位は、FEHIJ…となっていたかもしれません。
* 札幌に来て良かったと思う点を少し書き足します。
・ 小学校の中に「育成会室」があり、1〜3年生の児童が放課後過ごせる。共働きの親が、月額6000円位で利用し、夏・冬休みもOK。選任の先生がいます。
・ 児童会館が校区内にあり、とても活発で楽しい。9時〜18時まで利用でき、土曜日はお弁当もOK。卓球・ドッジボール・バスケ・などのスポーツ、小さいながらも畑もあり世話をしながら収穫を楽しんだり、月に1回ボランティアの読み聞かせもあります。午前中は幼児のサークルでの活動の場にもなっています。専任の先生が2〜3名もいるのも(館長60歳くらいの方と20代から30代の女性の先生)良いです。一緒に遊んでくれます。
・ 出産した病院で、2歳までの間、年に4回〜5回育児教室があります。同じ月令の子と親に、遊ばせ方・健康相談などが受けられるそうです。病院でのサークルづくりは、他にもたくさん増えているようです。
                                              (S市Hさん)

行政の立場から

* 初めてお便りさせていただきます。今回、なぜ書かせていただこうかと思ったかというと、私は、子育て支援センターの担当だからです。
* 「子育て支援アンケート」の結果を知り、センターの事業を少しでも良くしていきたいのです。ここの支援センターは、3年目を迎え、これまでほとんど手探りで進めてきました。(他の支援センターは、2ヶ所ほど研修させていただきました)今回のアンケートの結果は、今後のセンター事業のヒントになるのではないかと期待しています。
* 支援センターは、予想通り(?)予算が低く、満足な事業が出来ていない状態ですが、やりがいは感じています。もっともっと、母親の希望に近づけられるセンターでありたいのですが、実はまだ、本音までは把握できていないのが現状です。
* 自分たちで何度かアンケートをとった結果としては、「自由にいつでも遊べる場所が欲しい」というのが多いのですが、なかなか思うようには進みません。
* 母親と接している私達職員の熱い気持が、行政に伝わらないのが悲しいです。でも、がんばります!!
* というわけで、このアンケートには、大きな期待を寄せていますので、大変だとは思いますが、頑張ってくださいね。

* 中谷さんからのおはがきに、『子育て支援と保育の両方の経験から、「支援センター」運営についてのアドバイスなどいただけませんか?』とありましたが、私自身、考えれば考えるほどわからなくなるのです。
* ただ、今思っているのは、札幌南区藤野にある「むくどりホーム」みたいな場所があるといいなとおもいます。私は実際には行ったことがありませんが、「むくどりホーム」の代表をされている芝川さんのおはなしを聞く機会があり、共感することが多々ありました。
* 行政で行うと形だけになりがちな気がしますし、制約もあり、枠にはまった中だけのことしか出来ないように思うのです。そこそこの行政のやり方・考え方にもよると思いますが、子育て支援を進めていく上で、中味も充実させてと考えて力を入れている市町村はどれだけあるかな?と思います。家庭で育児をしている人たちは、市民全体から見ればほんの一部。そこにお金をつぎ込むわけにいかないという考えがあったり、そこまで親切にする必要はないとか、ぜいたくとか、まだまだ子育てに苦悩している親子に対する理解は、難しいものがあることに直面することがたびたびあります。
* また、子育てというものは、目に見えない心の相互作用によるところも大きいので、「こうやったら、こうなりました」と言えないところや、結果がすぐには現れない毎日の繰り返し・積み重ねがものをいうところがあって、地味なものだと思います。目玉にしてスポットライトを浴びせなくとも、利用する人達が心地よさを感じられる場所であれば、それでよいように思います。
* そんな居心地のいい場所が、あちこちにあると良いなと思います。ですから、1から10まで行政が首を突っ込まなくても良いと思うのです。「いこいの場をつくりたい」そんな人達を影からバックアップして、表に出ずにサポートする役割で、良いのかなあという気がしています。

したいことアンケート項目

B.あなたが、支援する側になるとしたら、(支援者として)、どんな支援をしたいですか?
(していますか?)[Aの質問項目に対応させて作っています]
してみたい項目に丸印を付けて下さい。

@子育ての情報誌(必要な情報)をつくりたい。……………(   )
A子育てについて学ぶ場の企画・提供(ミニコミ・講演会など)……………(   )
B悩みや不安について相談にのる。そのような場の企画…………(   )
C親達が気軽に集まれる場づくり…………………………(   )
D児童手当等の金銭的援助の拡充…………………………(   )
E保育所や幼稚園の保育内容を充実させる…………………………(   )
F職場の労働条件や人々の意識の変革……………………(   )
G父親の子育て参画を応援する……………………………(   )
H一時的に預けられる託児のしくみをつくる・協力する………………(   )
I学童を放課後安心して預けられる場所づくりにかかわる……………(   )
J子どもの遊び環境(公園・交通・自然環境など)を豊かにする………(   )
Kその他

*上記のような支援にかかわろうとした時、あなたならどのように実現していきますか?(夢物語で良い) 実現していくために必要なこと(情報など)は、どのようなことですか?実際に行動に移している方は、ささやかでも、どんなことをしているのか具体的に書いてください。(個人で・仲間と・PTAで・行政と・政治的になど、何でも可)
つづく

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