育児サークルトコトコ

           トコトコ結成のひとつのきっかけ
               ある母親の新聞への投稿から

              トコトコの歴史を振り返って
           (保健婦さんの子育て支援活動状況報告より)

               ≪どうやって入るの?≫
            ≪いつ、どこで活動するの?≫
            ≪どのような活動をするの?≫
         ≪会費はかかるの?もし、けがをしたら?≫

              みんなのおやくそく

         ありがとう!トコトコ。これからもよろしくね。
         『トコトコ10年をお祝いする会記念号』より

トコトコ結成のひとつのきっかけ(ある母親の新聞への投稿から)

           幼児の母の交流を

 「わが子ほどかわいいものはない」とよく言われますが、自分も親となり、実感しています。公園で遊んでいる時、振り向きながら、とびきりの笑顔で私を手招きする娘を見ると、すぐに駆け寄って抱きしめ、ほおずりしたくなります。こんな幸せを下さった神様に感謝する毎日です。
 半面、「子育て中の母親は孤独である」こともよく言われます。日々の子育ての悩み、大人同士の会話がなかなかできないことからくるいらだち、わが子が自立した後の自分自身の生きがいは?等々、ひとつひとつは小さくても、積み重なると結構重たくなるものです。

 私は出産まで教員として勤めていたのですが、乳、幼児期の子育ての大切さを深く考えさせられました。子供たちが入学してきたとき、期待に胸を膨らませているのは皆同じなのに、一学期が終わる頃には、「学校大好き」という子と、そうでない子が出てきてしまいます。
 原因はさまざまでしょうが、乳、幼児期に育てておくべき力がついていないために、学習や交遊を楽しめないことも大きな理由に思われました。

 小、中学校の親を対象にした教育、啓もう活動は、学校はもちろん、市町村でも行われていますが、乳、幼児の親を対象にした活動もぜひお願いしたい。子育てについて学習し、互いに悩みを打ち明けあう機会がもてれば…。答えは見つからなくても、子育てに奮闘する母親同士で励まし合えたら、ずいぶん明るく子供と向き合える気がします。

 母親自らが自主的に仲間づくりをして、はつらつと育児に取り組めるよう努力することもたいせつでしょう。
 さて、私は、と言えば「幼児のころから絵本に親しむことの素晴らしさ」をお母さんたちと語り合い、仲間の輪を広げられたらすてきだろうなぁ、と娘を寝かせながら考えております。

       北海道新聞『磁針』(読者投稿欄)1991年5月   白老町  中 谷 通 恵
トコトコの歴史を振り返って 〜保健婦さんの子育て支援活動・状況報告より〜

平成3年   準備期間
4〜6月  (少ない子供の健やかな成長を促す環境づくりやお母さん同士が出会える場をどのようにつくるかなど検討)
        ※新聞に投書してくれた中谷さんにも協力を依頼する
    【基本方針】@楽しく子育てができるようお母さん達が出会える場をつくる。
基本的には、お母さん達の自主的な会にする。
          A仲間作りの集まりとその運営方法についての検討。
          B中心的に活動するお母さん方への依頼   
          C準備会の開催

6月  準備会開催
(呼びかけに応じてくれたお母さん方3名と保健婦参加)
【話し合いの内容】
      @母と子が気軽に集まれる場が欲しい。
      Aいきいきと楽しく子育てできることを目標にする。
      Bお母さん方が中心となって取り組むため、多くのお母さん方の協力が必要
      C保健婦の応援体制が欲しい

7〜9月 『ママと一緒に遊ぼう』  月1回・計3回開催(町主催)
      「育児についての話し合いをもちませんか、友達をつくりませんか」と呼びかけ、3歳以下の子供を持つ母親を対象に開催する。
       第1回 15組〜ゲーム、手遊び
第2回 38組〜フリートーク
第3回 25組〜グループワーク

10月  育児サークルの開催(2地区・白老・萩野でそれぞれ月2回の開催)
      ○会のモットー
       @参加者がお客様にならないように、自分たちで話し合う。 
       A無理をしない
       B仲良くしよう
       Cわだかまりは残さず話し合いで解決しよう
      ○班編成をし、リーダー(世話人さん)の任期を6ヶ月とする。
      ○会費は無料とするがスポーツ保険に加入してもらう。
○保健婦は先導せず、後見人としてサポートする姿勢で協力する。

平成8年9月〜 トコトコ白老の開催回数を月4回に増やす
平成9年8月   (トコトコ白老の参加人数が多くなったことから)

平成9年9月  トコトコ白老を年齢別の2グループに分け、キッズ(3歳以上)、ちびちび(3歳未満)として、それぞれ月2回活動する。(参加人数が多く、活動するうえでの年齢差の問題や世話人などに負担がかかってきたため)

現在に至る
育児サークル『トコトコ』

【どうやって入るの?】

入会はいつでもできます。1回目は見学をしてみましょう。
原則として、白老・社台に住所がある方はトコトコ白老(低年齢〜ちびちび、高年齢〜キッズ)萩野・北吉原・竹浦・虎杖浜の方は、トコトコはぎの です。
ご相談ください。

【いつ、どこで活動するの?】
サークルの例会は月2回です。

原則として、白老ちびちびは 第1・3木曜日 美園児童館又はいきいき4?6
           キッズは 第2・4木曜日 いきいき4?6又は美園児童館
はぎのは    第2・4金曜日 萩野児童館  です。
※活動日、活動場所は変更する場合もあります。広報、電話で確認しましょう。

【どのような活動をするの?】
お母さん方が中心となり、季節の行事(クリスマス会・ひな祭り等)、
読み聞かせ、お誕生会、体操、外遊び、講話などを行います。
各班や世話人さんが交代で企画、準備を行い楽しくサークル活動しています。
※例会の内容は様々です。確認しましょう。

【会費はかかるの?もし、ケガをしたら?】

会費は無料です。調理実習や行事の時のおやつ代などは実費徴収します。もしものケガや事故に備えて、スポーツ保険に加入していただきます。掛け金は4月から翌3月までの1年間で、大人も子どもも1人450円です。(お母さんと子ども一人の場合は1年間で900円となります。)保健婦または世話人さんにお支払いください。

育児サークル『トコトコ』は地域に住むお母さん同士が励まし合いながら、
楽しく子育てをしていく自主的な会です。お母さんや子ども達ができるこ
とから積極的に参加して、お友達をどんどんつくりましょう。

みんなのおやくそく

1. 例会・世話人会の時間を守りましょう。
早く初めたいのに始まらない。終わりたいのに終わらない原因です。特に例会の日は早めに準備しましょう。わからない時は世話人に確認してみましょう。
2. お休みの時は必ず連絡しましょう。
    誰かがあなたを待っています。事故ではないかと心配しています。自分の班の世話人に連絡しましょう。
3. お母さんも子どももきちんとお話を聞きましょう。
大事な連絡もあります。楽しいお話もあります。せめてお話している人に失礼がないよう、聞く姿勢をとりましょう。自分の子どもは責任をもって聞いている人の迷惑にならないように。
4. 個人のおやつはもってこない
食べたくても食べられない子もいます。おやつは家で食べましょう。
5. お母さんも子どもも元気に参加しましょう。
みんなで作るトコトコだから、一人一人が主役です。お互い協力しあいましょう。決して「お客さん」や「いるだけ」のメンバーにならないように。

◆子ども達のお手本はお母さんです。
おやくそくをみんなで守って楽しいサークルにしていきましょう。
トコトコ発足当時からの世話人からのメッセージ

トコトコ10周年によせて    石田 朝美さん
 早いもので10年も月日が経ったのですね。当時20歳だった私も30歳に…ってわけないか。(プラス約10歳です。ハハ)。縁あってトコトコの誕生から参加し、そして10周年にも声をかけていただけることを幸せに思っています。
 トコトコのメンバーだった頃を振り返ると、もっぱら私はにぎやかしキャラで歌い、踊り、そして司会をしていたナ…という覚えがあります。
 結婚してすぐ子供が生まれ、まだバブバブしている息子を前に子供とどう付き合っていったらいいの? 社会人として仕事をしていた頃に比べて楽しいんだけど何か置いてけぼりにされたような不安感…。そんなことをトコトコの活動をすることによって解消していたように思います。
 そして一緒に活動をしてきたお母さん達と何物にも代えがたい友情を築けたことは私にとって素晴らしい幸運でした。
トコトコのこれからのますますの発展をお祈りしています。OGといして微力ながらお手伝いさせて下さいね。


トコトコメンバーからのメッセージ    北平 美樹さん
 1歳なりたてで入った娘・菜々子もいまや4歳半。始めの頃「とてもこの雰囲気は入れないわ…。」と思いながらも、家の中に閉じこもりがちで何か用事がないと外に出たくない出無精の私は、『トコトコ』という口実のもと、出る機会を増やし、自分に刺激を与えるようにしました。
 初めの2年間は、人と話すことも緊張し、恥ずかしくてすみっこでこそこそ手遊びをしたり、子供を無理やり抱っこしてごまかしてやらなかったりしていた私が、いつの間にか人前でエプロンシアターをしているから驚きです。
 『トコトコ』は、初めは人任せでいいと思うんです。行くだけで精一杯だもの。でも自分も参加した方が数倍楽しくなるし、友人もできるし、何かが開けてくると思うんです。
 そしてもっと余裕が出てきたら、新しく入った方や見学の方に暖かい心配りができたら素敵ですよね。そうしていくうちに、子育てに関してもとらえ方、楽しみ方が変わっていくような気がします。
 菜々子は来春卒業ですが、将はあと1〜2年いますので、親子で思いきり"笑顔"で参加したいです。トコトコがあって本当によかった!トコトコを育ててくれた皆さんありがとうございます。


トコトコを支えてきてくれた保健婦さんからのメッセージ  三浦 恵美子保健婦さん

 トコトコ10周年おめでとうございます。
 私は平成8年より白老町へ就職し、トコトコの担当になったのが平成10年からでした。今もそうですが、お母さん方のパワーに圧倒されて、このパワーはどこからくるのかと、ただただビックリしていたことを覚えています。
 絵本の読み聞かせや誕生会のエプロンシアターなど、その道のプロ?!と思われるほどの腕前や、世話人会でのアイデアなどが次々と出てきて、「お母さんてスゴイなぁ」と感心させられます。
 次々と卒業していく中、10年という長い間続いていたのも、お母さんの熱意があったからこそかなと思います。特に育児をしている同じ仲間としてのトコトコならでは団結力もあり、また、お母さん方が各々違った才能を発揮してくれていることも大きな力となっているようですね。
 トコトコを卒業してからも活躍されているお母さん方の姿や成長した子ども達の姿を見れることがとても嬉しく、また、トコトコがこれからも続いていくことを願い応援しています。

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