父親の子育て応援ブックラブラブパパ
****〇〜2歳編************


〜平成12年の夏から平成13年の春にかけて、〇歳児の子育て真っ最中のお父さん二人と一緒に作成しました。B6版で28ページの小冊子です。第1刷り(半額町より助成していただきました)分の700冊は、150冊を白老町内の12年度に子どもが生まれた家庭に無料配布し、残りは、希望者にお分けしたところ、あっという間になくなってしまいました。第2刷りとして、全額自費で500冊刷りました。以下に、「ラブラブパパ」の『はじめに・目次・編集後記』を掲載しますので、読んでみたいなあと思った方は、メールで問い合わせ下さい。購入方法をお知らせします。〜


           はじめに
★ 8年前から「子育て通信」というミニコミ誌を発行している私が「お父さんの子育てを応援できるハンドブックを作りたい」と考え始めたのは、5、6年前のことです。
★ その頃、「父子手帖」(著者・汐見稔幸先生他;大月書店)という本に出会い「1人でも多くのお父さんに、この本を読んでほしい」と思いました。
★ 昨年、白老町で2000年に赤ちゃんが生まれたお父さん2人と知り合い、ざっくばらんに子育ての不安や悩みを聞きました。そして、「父親の子育てハンドブックを作りたいのだけれど、てつだってもらえない?」とお願いしました。
★ 「オレたちも悩みや迷いの多い父親だから、何ができるかわからないけど、他の人と一緒に少しずつでも成長できたら…」ということで、引き受けてくれました。
★ この冊子は、「父子手帖」と「父子手帖partU」の中から文章やイラストを引用させていただきました。それに、「子育て通信」に寄せられた『先輩パパ・ママ』の体験談や、これまで学んだことなどを加えて編集しました。
★ 「子育てを応援したい」なんて、おせっかいなことなのですが、手にとって読んで下さった方が、ひとつでも「へー、そうなのか」と思っていただけると幸いです。
★ 最後になりましたが、この企画に対して、白老町『みんなの基金』より助成いただいたことに感謝いたします。

  
           目次

 赤ちゃんの心と体〈〇か月〜5か月〉………………………1
☆ どうしてそんなに泣くんだよお………………………………2
☆ 妻がイライラしていることが多くてとまどうよ……………3
☆ 赤ちゃんの24時間……………………………………………4
☆ 顔に湿疹がたくさん。だいじょうぶかな?…………………5
☆ 限られた時間でも毎日続けられることってないかな………6
☆ 夜泣きが始まった。かんべんしてくれよお。………………7
☆ 赤ちゃんの心と体〈6か月〜1歳〉…………………………8
☆ こんなことして遊ぶの好きだよ〈0〜1歳代〉………9・10
☆ 妻のイライラはたまってきているようだ…………………11
☆ 性生活はいつ頃からがいいのかな…………………………12
☆ 言葉を育てるためにこの時機できることは?……………13
☆ テレビやビデオを見せるのは、悪いことですか…………14
☆ 子どもの心と体〈1歳・2歳〉………………………………15
☆ ほめ方のコツとは?…………………………………………16
☆ しかり方(しつけ)のコツを教えてください………………17
☆ 時には『体罰』も必要では?………………………………18
☆ 妻が他の子と比べて悩んでいるのですが…………………19
☆ 妻と同居の祖父母の仲がよくありません。………………20
☆ この時機から文字にふれさせた方が良いですか……21・22
☆ 何に気をつけたらがまんづよさが育つのかな……………23・
☆ 疲れている時どうのりこえる?……………………………24
☆ 下の子が生まれて上の子が赤ちゃん返り…………………25
☆ 編集後記…………………………………………………26・27


              編集後記

最近、ニュースで親による乳幼児の虐待が頻繁に報じられることは、とても残念です。現在2児のパパとなった私には、全くの他人事には聞こえません。なぜなら、夫婦間の理解と思いやりがなければいつでも起こりうることだろうと思うからです。
 今までの(今も?)私は、仕事で残業が多かったり、男の付き合いとかストレス解消法等と言いながら飲みに行き、夜はほとんど家に居ない事が多い、わがまま夫です。このことから妻にはずいぶんと負担をかけ、ある時妻から胸に突き刺さる一言がありました。
 それは「あんたの仕事は本当に大変だと思う、だけど私も子育てという仕事を24時間休みなしでやってるんだよ」という言葉でした。さらに夜中も2時間おきくらいに授乳・夜泣き時のだっこをしていることを知りました。それまで、私は恥ずかしながら夜中の事は知りませんでした。(ごめんなさい)
 さすがの私も強い衝撃を受け深く反省したのです。
 なぜなら、乳幼児虐待のニュースで『夫は何も知らなかった、夫を含め誰にも相談できなく思いつめた末、事件を起こした』との記事が出ていたからです。そんな事で、私は今までのざんげの意味も含め、この本の編集に関わることを決心したのです。
 本当は、毎晩でも飲みに行きたいし、車もいじりたい。でも、今はそれ以上に家族は大切です。
                      (鵜 澤  友 寿)

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 仕事をして家族を養うのが夫の役目、家の事は全部妻任せという考えだった私にとって、『父子手帖』(汐見稔幸他著・大月書店)は子育てについて色々と考えるきっかけをつくってくれた一冊だ。
 ある日、中谷さんより「子育て中の女性がたくさん集まり交流会をするので来ませんか?」と誘われた。そこには、育児真っ只中の母親や託児などの子育て支援をされている方々がいた。そこで私は、「白老版父子手帖」の作成を宣言した。すると、先輩お母さんからは「是非、やってちょうだい!協力するわ!」と励まし?プレッシャー?をいただき、若いお母さんからは、割れんばかりの拍手(少し大げさかな)があった。
 「よし、やったるべ!」
 僕らが小さかった頃の親はどんな風だったろう。母は家事も手早く育児も両立し大家族の中でアドバイスがあった。「託児」(地域の中で家族以外に子どもを預かってくれるしくみ)は必要のない存在である。父は日曜大工を普通にこなした。
 僕らの妻は、育児は初めての経験でとまどってしまうことが当たり前(夫も)。核家族なのでちょっとした手助けも、助言をくれる人も近くにいない。「託児」を必要に感じる。夫は日曜大工が出来ないのが当たり前である。
 親の世代とその親の世代、僕らの世代の子育て環境は明らかに違う。
であるならば、世代や性別の違うもの同士がお互いを理解し、支えあわなければ、心にゆとりのある暮らしはつくられないのではないだろうか。…………自分が当事者になってはじめて、そう感じた。
 「子育ては夫の協力なくしては出来ない」
 でも?大好きなテレビゲームはやめれないよなぁ。
                         (貮又 聖規)
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 「中谷さん、やさしい父親ときびしい父親、どちらが求められているのでしょうねえ」と尋ねられることがある。その子の個性と親の個性が十人十色なのだから、生活の中で試行錯誤するしかないだろう。
 ただ、どうしても忘れてはならないポイントが2つあると思う。
 1つは、『子どもの発達段階』にあったかかわりをすること。
 2つ目は、試行錯誤するために『夫と妻が語り合い支え合う』こと。
 この2つのことを応援したくて、この冊子を作った。
 もし、ひとつでも、「なるほどなあ」と思っていただけることがあるならば、幸いである。また、ぜひ、この冊子の生みの親である『父子手帖』(大月書店)も読んでいただければと思う。
 若い力で支えてくれた(ひとまわり違うのよね…)2人のラブラブ・パパに感謝します。                (中谷 通恵)



              子育て応援ブック  『ラブラブ・パパ』
                2001年3月吉日 発行
                編集・発行     子育て通信
                代表者       中谷 通恵
                印刷        ひまわり印刷

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