ぽっぽのみなさんへ
NPO法人を目指したいと考えました
〜2003年4月に総会案内と一緒に出した手紙です〜

* みなさん、お久しぶりです。新年度を迎え、あわただしくお過ごしのことと思います。
3月7日のぽっぽの反省会に参加してくれた方々、ご苦労様でした。
* その反省会の時にも話したのですが、長年の懸案事項だった「個人託児」について、今の社会福祉協議会のふれあい事業と切り離して、自分達で開設していこう!…という方向を探ってみました。
* そこで、ここ2,3ヶ月の間に考えたことをみなさんにお伝えし、理解していただきたく、今日はお便りしました。結構,長くなると思いますんで、コーヒーでも飲みながらお読みください。

* まずは、「なぜ、個人託児を自分達でしたいのか」についてです。
みなさん、ご存知の通り、平成10年にぽっぽを設立して、自分達では、出張託児(集団託児)をしてきました。個人託児は、社会福祉協議会のふれあい事業でおこなってもらい、その事業には、あくまで個人で登録するのみでした。
* ところが、ふれあい事業は、チケットを事前に買ったり、3日前までに申し込んだり、1時間あたり700円と高かったりして、利用者がほとんどありませんでした。
利用者が少ないため、社協のほうでも「最小限の人数にしか、保険をかけられない」状態でした。ですから、後から個人託児の登録をされた方は、保険をかけてもらえないのが実態でした。

* また、なぜ利用が少ないのかの1番の原因ですが、「誰が預かってくれるのかなどの安心感・信頼感を利用したい人にわかってもらうための働きかけがなかった」事だと思います。
* その安心感や信頼感をもってもらうには、2年前の夏の研修会や保育サービス講習会で来てもらった「登別ファミリーサポートセンター」のように、
@会員制にしてお便りを発行したり、
A年に何回か託児者と利用者が交流を持ったり、
B託児者が子育て支援について学習していることをPRするなどして、
地域の中で「ああ、あそこの会の人に頼んでも安心だわ」と感じてもらう必要があります。

* そのため、ふれあい事業と切り離して、@〜Bのことができるように、新しくできた「子ども発達支援センター」の子育て支援「ピヌピヌ」で、託児のコーディネートをしてもらえないかと、この2,3年お願いしてきました。
* 私も、さまざまな機会にこのことをPRしてきました。そのためにいろいろなまちづくり関係の委員等をさせてもらったといっても過言ではありません。
けれども、みなさんご存知のように、町財政は厳しく、新しいことへの予算づけは大変難しいようです。
また、子育て支援「ピヌピヌ」では、今まで他の課で担当していた子育て支援事業が集約されてきて、人員が少ない中、新しいことに取り組む余裕が無い状態だそうです。


* さて、そこでどうするか…と考えました。個人託児を自分達ですることは@〜Bのことを自分達で担うことで、めまいがするほど大変そうです。かといって、このまま何もしないと、個人託児は先細りです。
挑戦しようかどうか…迷いの中で、グループを作ったころのことを思い出してみました。
* もともと託児グループをつくろうと、子育て通信で呼びかけた時の原点に返ってみたのです。
自分達が、知り合いのいない白老町で子育てしてみて、大変な時があった…。
「具合が悪いけれど病院に行けない」とか「上の子の参観日に下2人連れていかなくっちゃぁいけない」とか…。「だれかに、お金を払っても良いからみてほしい」と思った。
その思いがあって、社会福祉協議会にお願いにいったのでした。

* そう考えると、きっと今の親御さん達も同じ思いの人がいるだろうし、以前にも増して、働く母親も増えているのだから、求めている人は多いだろうと思いました。
* また、全道各地の子育て支援仲間が、託児サービスでNPO法人に申請したとか、子育て支援に関するNPO法人を申請しているといった情報が入ってきました。


* 個人託児を地域の中で根付かせられるように本気で取り組むとなれば、今までのぽっぽのような活動では、難しいと思いました。NPO法人格を取るか取らないかは別としても、それくらいの社会的な信頼感をいただけるような活動にして行く必要を感じます。
* けれども、今度は、私自身の問題としてまた、葛藤がありました。「これを始めるとしたら、この先何年間はこのことにじっくり取り組まなきゃならないんだよ。あんたにそれができるのかい?」

* みなさんご存知の通り、ここ4,5年、子育て支援やまちづくりについてのいろいろな活動に携わっています。自分からというよりも、依頼があって講師をひきうけたり、委員をさせてもらうことなどが多いです。
その先々で子育て支援やまちづくりに奮闘している人との出会いがあり、「こんなこともしてみたい、あんなことができたらいいな」という夢も膨らんできます。

* また一方では、家の親だって今は元気だけれどいつどうなるかわからない。責任もってきちんとした組織を継続できるだろうか…………。それになにより、この性格。途中で投げ出したくなるのではないか…。
* 「してみたい」「いや無理だ」の繰り返しを何ヶ月かしてきました。またこの間、身近な友人知人に、このような考えを打ち明けてみたりもしました。すると、「自分のできる範囲で応援したい」と言ってくれるではありませんか。スーパーくまがいの買い物途中に出会ったぽっぽの方何人かにも、チラッと聞いてみたら、「できることは協力するよ」と力強いお言葉をいただきました。

* そんなこんなで、今でも「本当にできるかな」という不安は残ったままですが、以下の事を、決断しました。

『子育て支援やまちづくりにかんするNPO(法人)を来年の春を目標に開設したい』

* あくまで、これまでのぽっぽが土台となりますので、決断した目標は大げさですが、みなさんとつくっていきたいのは、個人託児の体制です。目標が大げさなのは、それくらいの意気込みが無いと私自身が奮い立たないからです。もう、奮い立てるのはこれが最後か(40代)と思い、けっぱってみました。


* 新しくお願いした事務局と会計の方にはこの旨をお伝えし、協力いただけることになりました。つきましては、今回の総会において、この事について説明させていただき、皆さんの意見をうかがい、これからの活動の計画を立てたいと思います。
* 今回書かせていただいたことは、あくまで、私個人の今現在の胸のうちであり、どうしていくかは、総会の時にみなさんと決めていきます。
* そんなわけで、平成15年度のぽっぽの総会には、ぜひぜひご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
* 総会に参加できない方で、今後のことについてくわしく知りたい方、意見がある方は、大変お手数をおかけしますが、中谷(82−2685)まで、連絡下さい。個人的に説明させていただきます。